スタッフブログ
2025年4月24日 木曜日
法的責任の発生


交通事故に遭ったとき、加害者・被害者それぞれの法的責任と対応とは?
交通事故は突然起こり、誰しもが加害者にも被害者にもなり得るリスクがあります。
事故が発生した際に、適切な法的対応や補償を受けるためには、「民事・刑事・行政」の3つの視点からの理解が重要です。
特に むちうち や 腰痛、頭痛、首の痛み、肩こり、後遺症、しびれ、めまい、吐き気 などの症状がある場合、適切な治療を受けられなければ、 打撲、骨折、捻挫、内出血、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労感、睡眠障害、精神的ストレス などの深刻な後遺症につながることもあります。
ここでは、交通事故における加害者と被害者の法的責任・対応をわかりやすく解説します。
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
加害者側の法的責任
加害者には次の3つの責任が問われます。
1. 民事責任(損害賠償責任)
被害者に対して、以下のような損害の賠償責任が生じます。
・治療費、慰謝料
・休業損害、逸失利益
・車両修理費などの物的損害
・法的根拠:民法709条(不法行為)・自動車損害賠償保障法
・支払いは自賠責保険・任意保険が基本ですが、不足分は加害者が負担します。
2. 刑事責任(刑罰)
以下のような交通犯罪に問われる可能性があります。
・過失運転致死傷罪
・危険運転致死傷罪(酒気帯び・無免許など)
・処罰内容:罰金、禁錮、懲役など
・事故の重大さや違反の程度によって処分が決まります。
3. 行政責任(免許の停止・取消し)
運転免許に対して、行政処分が科されます。
・点数制度に基づく免許停止・取消し
・特に死亡・重傷事故では厳しい処分に
・被害者側の法的対応と権利
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
被害者には、加害者に対する損害賠償請求の権利があります。
1. 民事上の対応
請求できる主な項目は以下のとおりです。
・治療費・通院交通費
・休業損害・逸失利益
・慰謝料(精神的苦痛)
・後遺障害慰謝料
・物損(修理・買い替え)
※被害者に一部過失がある場合、「過失相殺」により賠償額が減額されることがあります。
2. 刑事手続きへの関与
・被害届の提出
・供述や証言
・被害者参加制度(刑事裁判での意見陳述)
・損害賠償命令制度(刑事裁判における損害賠償請求)
3. 行政上の影響
過失がなければ免許への処分は基本的にありませんが、自身が運転していた場合は過失の有無が判断されます。
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
事故後の対応フロー(共通)
警察への通報(事故証明の取得)
保険会社へ連絡
事故現場の記録(写真・証言など)
通院・治療の記録保存
示談交渉または訴訟の検討
交通事故治療の「落とし穴」に注意!
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
交通事故治療の知識がないまま進めてしまうと、
本来受けられるはずだった治療を受けられない
受け取れるはずだった補償金を受け取れない
といったケースが実際にあります。
そのような事態を防ぐためにも、まずは当院に一度ご相談ください。初回は無料相談も承っております。
大阪・本町・梅田・心斎橋・難波・中央区・阿波座・堺筋本町エリアでの交通事故治療はお任せください
整骨院ヒーリングハンド本町院
所在地:大阪市中央区南本町2-4-16
電話:06-6244-6606
公式LINE:https://lin.ee/MKgUtmI
交通事故によるむちうちやしびれ、精神的ストレスでお悩みの方は、
安心して通院できる当院までお気軽にご相談ください。
投稿者 株式会社Healing Hand